令和5年度進路報告
令和5年に高校を卒業した児童はいませんでした、
子ども達と向き合って ~生きる力を信じる~
新年度を迎え、当園でも新たな体制での生活がスタートしました。子ども達も、児童養護施設「みどり園」や小規模児童養護施設「結いの家」、小規模グループケア施設「ゆずり葉」「なでしこ」にて新たな生活が始まり、それぞれの第一歩を踏み出しました。子ども達は、今後多くの出会いや色々な出来事を経験しながら、一回りも二回りも成長していきます。時には行動する中で挫折感を味わうこともあるでしょう。それでも前を向き、再度歩こうとする、そんな子ども達の力を信じ、支援することが私たち職員の責務だと思っています。
新体制になりましたが、今後も私たち職員は、いかなる時も子どもの成長に関わる喜びを感じ、「個」として子どもと真剣に向き合い、常に喜び、悲しみ、苦しみを共有し、互いに成長していけるよう日々精進していきたいと思っています。
子どもが成長・発達していく生活の場(=育ちの場)には、計り知れない可能性や子どもの特性・個性等が埋もれています。日々の生活の中で、子どもとじっくり向き合いながら、埋もれているそれぞれの宝物を一つでも多く探り当てたいものだと思います。
みどり園長 飯村 仁