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4月11日に行われたひたちなか市総合運動公園体育館にて行われた、バレーボール大会に

おいて、通算33回目の優勝を飾ることができました。



みどり園では平成27年度を迎え、新たなスタートをきりました。

  幼稚園 3名 小学生 3名 中学生 1名 高校生 3名

また新たに指導員が1名加わりました。園児たちへの支援をより高めていこうと考えています。



   新年度が始まり、早いもので一ヵ月が過ぎようとしています。園庭にはシンボルのマロニエが、いつの間にか若葉の間からピンクの花をのぞかせています。
 子ども達も「みどり園」や小規模ケア「結いの家」で新たな生活が始まり、希望に胸をふくらませながら、それぞれの第一歩を踏み出しました。その姿から子ども達は、今後多くの出会いや色々な出来事を経験しながら、一回りも二回りも成長していくものと思います。時には自分で考え行動する中で挫折感を味わうこともあるでしょう。
 私たち職員は、いかなる時も子どもの成長に関わる喜びを感じていきたいものです。また、「個」として子どもと真剣に向き合い、常に喜び、悲しみ、苦しみを共有し、互いに成長していけるよう日々精進していきたいと思っています。
 先日は厚生労働省より、社会的養護における代替的施設で生活する児童の調査結果が報告されました。それによると、入所児童の六割が虐待の体験をしているという事でした。当然それらの児童へのケア等については、十分な取り組みは必要ですが、ややもすると専門的処遇技術やケアの方法等に目を向けがちです。しかし、大切な事は、理論や技術論等に走るだけでなく、ひとりの人として子どもとどう向き合い、その子の成長にどう関わっていかだと思っています。
 子どもが成長・発達していく生活の場(=育ちの場)には、計り知れない可能性や子どもの特性・個性等が埋もれています。日々の生活の中で、子どもとじっくり向き合いながら、埋もれているそれぞれの宝物を一つでも多く探り当てたいものだと思います。

                                                                                              みどり園長    飯村 眞造