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生活の場、育ちの場における本園の取り組みの実際


 水戸市立双葉台小・中学校と年間2回、児童の通う高校への訪問、学校の先生方と児童の自立支援に向けて協力し、連携を図っている。


 水戸市との委託契約として、入院など家庭の事情で養育が出来ない児童を、一時的に受け入れるサービスを実施している。


 地域小規模児童養護施設『結いの家』。


 年間2回の茨城県児童福祉施設球技大会(春のバレーボール、夏の野球)に向けての取り組みを、子ども達の心身の成長の為の大切な機会と捉えると共に、それに向けて園全体が1つになり取り組む伝統が受け継がれている。また、集団スポーツを通じ、爽快感や達成感・充実感を味あわせると共に、仲間意識や協調心などを養い、スポーツを通した表現活動を行うことで情緒の安定に繋げる。(バレーボールは過去56回大会のうち優勝32回、野球は過去65回大会のうち優勝13回。両球技大会の優勝確率3割7分)


 正しい食習慣や食事のマナーを身に付ける。また社会自立に向けた食事面でのアドバイスや調理技術の習得など定期的に実施。


 家庭支援専門相談員(ファミリーソーシャルワーカー)を軸として、家族との連絡調整を図り、また親との養育の協働を図りながら児童の自立及び早期家庭復帰・再統合を目指している。(具体的には帰省や面会、保護者の行事等への参加などの連絡通信と、児童相談所など関係機関との調整)


 被虐待児や情緒面に問題を抱えた個別対応が必要な児童への個別面談や心の癒し、生活場面での一対一の対応や心理士による心理療法に取り組み、保護者への援助など助言指導を行っている。


 高校生等に対して、将来への社会自立がスムーズに成されるよう、社会生活技術の習得等のリービングケアを位置付けると共に、日々の生活において生きる力(自分で課題を見つけ、考え、主体的に判断し問題を解決する)や生活力が育まれるよう支援している。


 年齢や発達段階ごとに、性に対する正しい知識や理解、性に対する啓発。


 幼児一人ひとりとの愛着関係を基にして、それぞれの特性に留意し、生活場面の中で基本的生活習慣や躾などが身に付くよう配慮し、養育している。また、多くの生活体験の中で社会性を養うと共に、集団生活へのスムーズな適応が出来るように、年長児童を水戸市立石川幼稚園に通園させている。他の幼児については、養育カリキュラムを作成し、園内での養育の充実を図っている。


 衣食住に関する具体的支援が子どもの支援への土台となる日常の生活の中で、しっかりとした生活習慣の形成(基本的生活習慣・年齢相応の生活習慣・躾、社会規範や道徳観)が図れるよう支援している。


 学習を通した一対一の関わりを大切にして、基礎学力の定着を図り、それぞれの能力に合わせ取り組んでいる。また、中学3年生・高校生に対し、受験や将来の方向性を見据えた進路選択・有意義な高校生活を送らせながら、その中での将来の生活設計や自分探し・目標探しに繫がるよう、進路指導に取り組んでいる。


 短期的、中長期的な目標を設定し、本人や保護者を取り巻く課題を解消し、児童一人ひとりの様態に応じて多面的に検討する。また社会的な資源の包括的な活用にも配慮し、自立支援計画を作成して自立支援に当たっている。


 児童一人ひとりの個性を尊重し、最善の利益に配慮した人権尊重及び心身の発達の保障。児童と養育者との信頼関係の形成・愛着関係の構築により、安心して自己表現できる環境を大切にして、自己実現への支援に取り組んでいる。


 地域との繋がりを大切にする為、地域の子ども会・育成会に加入して、積極的に地域の行事等にも参加している。また、園の行事にも参加して頂き、社会的な機能・役割が果たせるよう子育て支援に取り組んでいる。


 本園の何気ない日々の営みの中で、1日24時間絶え間なく支援にあたるとともに、一定の時間を共有している職員との信頼関係を基礎として、情緒的交流を図り人との付き合い方を学んだり、子どもの成長・発達、またパーソナリティーの形成に大きな影響を与える職員との信頼関係の構築を図る。